毎年、湯たんぽでヤケドをする方が、あとを絶たないようです。
熱いお湯や、熱した湯たんぽに直接触れて火傷するという事故もあるのですが、
意外に多いのが湯たんぽを使用したことによる、低温熱傷(低温やけど)です。
湯たんぽを気持ちよく使うためにも、しっかり考えてみたいポイントですよね。
意外に思うかもしれませんが、湯たんぽによるやけどは重症になります。
あまり熱くない温度で起きるヤケドを低温熱傷、といいます。
一般的にみても、低温熱傷は重症になる傾向があるので、危険なやけどであるといえます。
やけどの深さは、皮膚がうける熱の温度と熱の作用する時間の長さだといえます。
ですから、瞬間的な高温を皮膚に受けた場合でも、比較的浅いやけどですむケースもあります。
それに対して、湯たんぽのように、温度は低くても皮膚に対する作用時間が長い場合、
やけどが深刻化してしまうことがあるのです。
そこで、湯たんぽを使う上で、
低温やけどにならないようにするためのポイント。
湯たんぽにお湯を入れるとき、必ず水も入れること。
ようするに、熱湯ではなく、少し冷まして使うようにしましょう。
70℃程度が適温だといわれています。
カバーや布をあてているから安全だと思っていても、
思わぬやけどになることがあるので、注意してください。
手術の麻酔ではありませんが、
眠りに落ちてしまうと、人間は知覚が鈍くなります。
つまり熱による痛みにも感覚が鈍ってしまうため、
その結果思わぬ重症のやけどを招いてしまうという事。
知覚に障害が出る病気を抱えている人はもちろんですが、
熟睡で、熱さに対する感覚がおちた状態で湯たんぽを使うのは、
非常に危ない行為ですから、やめましょう。
くれぐれも湯たんぽを使う際には、
低温やけどに注意して使うようにしたいものですね。
2007年12月11日
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